ファーウェイ ジャパン
http://www.huawei.com/jp/
ファーウェイは中国企業で現在インフラ基地局で世界シェア2位、端末のスマートフォン分野でも年々成長しており、3年以内に世界シェア5位を目指す、成長途上にある有望メーカーです。
日本では馴染みが薄いですが、いわゆる「Wi-Fiルーター」はファーウェイがトップシェアを握っています。
既に全キャリアに端末を投入しており、この秋冬モデルでもキッズケータイ(HW-02C)、Vision SoftBank 007HW、PHOTO-U2 SP03が発売されます。
今回のイベントで取り上げられた「Vision 007HW」はファーウェイのグローバルフラグシップモデルとなり、スペックも国内他社と遜色ないものとなっています。
製品情報…http://www.huaweidevice.jp/products/007hw/spec.html
MSM8255 1GHz、RAM 512MB、Android 2.3は他社夏モデルと同等ですが、「ガラケー機能」と呼ばれるワンセグ、おサイフケータイ、赤外線機能がないことから、ヌルヌル、サクサク感は国内メーカーのものよりも上にすら感じました。
ベンチマークソフト「quadrant Standard」のスコアも1600点台で、先程のスペックの他社製品と同等かやや高い点数に。
少し残念だったなのは、これが秋モデルとしての投入なところ。国内メーカーですらデュアルコア端末が増えている中で、MSM8255の1GHzでは心もとないとも言えます。
しかしながら、デザイン性も追求している端末ですので、そのあたりに惹かれて購入される人にはそこまで問題にはならないかもしれません。
Androidバージョンは2.3.5で最新のもの。昨日4.0が発表されましたが、さすがにアップデートは厳しいと思われます。
文字入力はスマートフォンメーカー初採用となる「FSKAREN」となり、独特の操作感が味わえます。変換精度はiWnnよりも上かな?と言ったところで好印象。ただ、フリック入力で画面下部のキーのフリックを行うと、ナビゲーションキーのタッチセンサーが反応してしまい、誤作動を起こす場面がやや見られ、少々残念に思いました。
- デザイン性は国内メーカーより上
もちろんコンセプトの差異などはあるものの、国内他社のスマートフォンでもなかなか見られない質感の高さには言い方は悪いですが「中国メーカー」を感じさせませんでした。
LEONとタイアップ、つまりLEONが「Vision」を認めたという観点からもその端末の質の高さは見て取れると思います。
背面はアルミ素材を利用している。質感の良さはここがポイント。触っているとひんやりして気持ちいいですが、正直これからの季節には向かない?(笑)
丸みを帯びているため、手馴染みの良さはなかなか。
こちらが前面。ナビゲーションキーはタッチセンサー。反応はいいですが、文字入力時の誤爆が残念。分かりにくいですが、左右に丸くなっているラウンドガラスが用いられており、左右にフリックする時にその触感が癖になるかも。
ただ、丸みを持たすために画面中央部が高くなりすぎており、画面にタッチしている、というよりは、画面の手前の樹脂を触っているように感じるのがマイナスかな?
電池は交換不可能。下部のセパレーションをずらすとSIMとmicroSDスロットがお目見えに。
こんな感じで外します。
端末上部。本当にボディ全てが丸いんです。イヤホンを挿すと、少し金色の棒がお目見えしたり。
ディスプレイの色は可もなく不可もなくといったところ。
iPhoneと並べてみました。大きさはほぼ同じで、Visionの方が少し縦長。
厚さは一見Visionの方が薄く見えますが…
Visionの方が厚いんです。しかしながら、ラウンドフォルムが功を奏しているのか薄く感じます。
次の記事では2週間の使用レポートを書きたいと思います。
Tweet
0 件のコメント:
コメントを投稿