ちょっと気になるものを見つけました。
前回の記事
【KDDI】auがEV-DO Advancedを採用へ 更なる電波利用の効率化を目指したもの
http://newsrider-g.blogspot.com/2011/04/kddiauev-do-advanced.htmlで高速化のお話をしましたが、既存端末も恩恵を受けるネットワーク側の改良のお話でした。
しかし、今回は夏モデルの一部機種で端末側でなんらかの高速化技術が採用されている(?)というお話です。
フィーチャーフォン全盛期から携帯の速度測定サイトとして有名なmpwさんのサイトでAndroid端末の3G回線測定機種が公開されています。
http://mpw.jp/androidspeed/select_domain.php
こちらに夏モデルであるIS11SHのログがありますが、通信方式に目を移すと
CDMA - EvDo rev. B
と表記されています。
Rev.BとはKDDIが採用を見送った通信サービスで、ここから「64QAM」という技術要素を外すとWIN HIGH SPEEDで採用された「MC-Rev.A」になります。
なお、前回の記事のEV-DO AdvancedはRev.Bの次のステップという扱いになっています。(参照記事)
※追記
Twitterで情報提供して頂きまして、通信方式の判別可能なAPIがあるそうです。
android.telephony | Android Developers
http://developer.android.com/reference/android/telephony/package-summary.html
http://developer.android.com/reference/android/telephony/TelephonyManager.html
public static final int NETWORK_TYPE_EVDO_B
Since: API Level 9
Current network is EVDO revision B
Constant Value: 12 (0x0000000c)
この事から、通信方式判別の一定の信頼性は得られたかと思います。
ただ、実際のサービス提供形態がどうなるかは分かりません。
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