IS11LGは海外メーカー端末としては珍しい高速通信規格のWHSに対応、ワンセグも搭載するなど、au向け初投入ながらLGの日本市場への本気度が垣間見える端末に仕上がっていると言えます。
そして、SoC(システム・オン・チップ)、CPU等の統合チップセットにTegra2のAP25H+が採用されています。
Tegra2は昨年頭から主にタブレット向けとして採用が進み、スマートフォンにも一部採用されていますが、正直パフォーマンスはデュアルコアながらあまり芳しくないものとなっています。
更に難点としてバッテリー消費が大きく、本端末も大きな期待はかけない方が良いと思われます。
ただ、今までのTegra2と違うのは世代が初期のものとは異なり、定格クロックの上昇などが行われています。
Tegra2 AP20H(Photonなどが採用)
1 GHzdual-core ARM Cortex-A9 | ULP GeForce 300 MHz
(4.8 GFLOPS)
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Tegra2 T20(XOOM、GALAXY Tab 10.1などが採用)
1 GHz dual-core ARM Cortex-A9 | ULP GeForce 333 MHz
(~5.33 GFLOPS)
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Tegra2 AP25H (IS11LG採用)
1.2 GHz dual-core ARM Cortex-A9 | ULP GeForce 400 MHz
(6.4 GFLOPS)
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GPU性能が向上し、CPUのクロックアップを果たしていることから、少なくともパフォーマンスレベルは向上しているものと思われます。
バッテリー消費は諦めざるを得ないかもしれませんが…
なお、1月20日発売、実質販売価格
2万円中盤であることが判明しています。
スペック一覧
通信規格…MC-Rev.A(最大下り9.2Mbps、上り5.5Mbps)
Display…WVGA IPS液晶(480*800、輝度700カンデラ、Gorilla glass)
Camera …8MP&0.3MP(フロント) CMOS
SoC…Tegra 2(1.2GHz、デュアルコア)
RAM…1GB
ROM…4GB
micro SDHC…2GB microSD同梱
Battery…1500mAh(着脱可能)
Wi-Fi…b/g/n
Bluetooth…3.0
大きさ…約64×118×9.9mm(最厚10.2mm)
重さ…約130g
連続通話/待受時間…約500分/約250時間
カラー…ホワイト、ブラック
ソース
1.2GHzデュアルコアCPU、GeForce搭載「Optimus X」
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20120116_504870.html
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