2012年2月23日木曜日

ソニーがTransferJet新LSIを発表 Androidスマフォへの搭載促進言及も

ソニーは23日、Transfer Jetの新LSIを発表しました。
TransferJetは近距離無線通信規格であり、対応端末とリーダーをSuicaの様に当てることでデータ通信が可能となります。
コネクタを挿す必要がなくなるため、ワイヤレス充電規格「Qi」と組み合わせれば、防水スマートフォンのキャップが要らなくなる、といった未来が待っているかもしれません。
転送速度は350Mbps(理論値)。
無線LANはn規格で150Mbps、Bluetoothで1Mbps程度であるため、他機器への非コネクタ接続でのファイル転送時間がグッと短くなると思われます。
USB接続と比較した場合、3.0が4.8Gbpsと比較する以前の大差がついていますが、スマートフォンへの搭載はまだなく、現行規格である2.0は480MbpsとややTransferJetの分が悪い程度になっています。
USBコネクタの接続の煩雑さを考えると、モバイル機器においては十分競争力を持っているのではないでしょうか?
また、ソニーはAndroid端末への搭載を他メーカーへ促す予定であり、Xperiaへの搭載も十分考えられます。

 また、Android™機器への搭載を容易にするために、これまで開発者向けとして提供してきたLinux版ソフトウェアディベロップメントキットに加え、Android™版ソフトウェアディベロップメントキットも提供します。
 当社は今後も、急成長中のスマートフォン市場などのメーカーに対し、「TransferJet」通信規格LSIを積極的に販売していきます。

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