開発コードネーム「Ice Cream Sandwich」、Android 4.0のリファレンスモデルとなる、GALAXY NEXUS SC-04Dをdocomoスマートフォンラウンジにて触って来ました。
詳細な仕様説明は省きますが、OMAP4460にAndroid4.0と最新のプラットフォームを採用しており、動作も非常に軽快そのものでした。
まずは動画から。
Android4.0の最大の変更点と言っていいタスク管理です。3.0(Honeycomb)に登場したアプリ履歴アイコンが、従来のメニューキーの位置に入り込み、操作感が一変しています。メニューキーが無くなったことにより(少なくともリファレンスモデルは)、サブメニューの位置がアプリごとに変わることになり、iPhoneの様にゴチャゴチャしてしまう点は少々残念に思えます。なお、メニューキーは4.0非対応アプリの場合、タスク管理キーの更に右下に小さく表示されていました。
しかしながら、純正仕様でのタスク管理が可能になったことは心地よいの一言。以前は別にタスク管理アプリを自分で入れ、あまり綺麗ではないUIの元で操作せざるを得ませんでしたが、4.0純正管理アプリではHoneycombの履歴表示をベースに、横にスライドすることでタスク消去が可能なことから、操作していて楽しめる造りになっていることが印象的でした。
次に、プリインストールアプリの無効化機能です。Androidは従来、プリインストールされているアプリケーションはアンインストールはおろか、無駄にアプリ一覧に留まっていました。これはiPhoneにも言えること(iPhoneはホームに表示されるので余計たちが悪い)ですが、やはりパソコンなどと比べて、気持ちいいものとは言えませんでした。
この4.0からはアンインストールこそ出来ないものの、アプリケーションを無効化することで、プロセスを走らせないばかりか、アプリ一覧からも消去することが可能になりました。
プロセスが走らないことでバッテリー寿命の長寿化も期待できるかもしれません。
最後にホームアプリの挙動です。概ねオーソドックスな造りになっていますが、味気ない2.3(Gingerbread)以前の動作アニメーションと違い、かっこ良さを演出したものに仕上がっています。これは3.0(Honeycomb)系のGUIを取り入れた財産といえると思います。動画では試すことができませんでしたが、ウィジェットのサイズ変更にも対応しています。上部のGoogle検索バーは固定表示になっていて、透けているとはいえ、iPhoneと違って壁紙を最大限に楽しめるAndroidの利点が少し損なわれたかな?という印象も受けました。
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