KDDIがiPhone 4Sに対して帯域制限を課していない可能性を検証。 ※記事更新。追記アリ

14日に発売されたiPhone 4S。KDDIはSoftBankの様にiPhoneに対して特別優遇をさほど設けず、Android好きにはひとまず朗報といったところでしたが、個人的に気になることがありましたので、記事を書こうと思い立ちました。

KDDIの公式回答があります。
KDDIがiPhone 4Sに対して帯域制限を課していない可能性記事にKDDIが正式回答！

http://newsrider-g.blogspot.com/2011/10/kddiiphone-4skddi.html


現在KDDIは10月1日からスマートフォンに対して3日間で300万パケットを超えたユーザーに対して帯域制限を実施しています。

インターネット接続サービスにおけるデータ通信速度制御のauスマートフォンへの適用開始について
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2011/0815/index.html

前日までの3日間で300万パケット(およそ370～380MB)を超えると下り速度が300~500Kbps(筆者実測値)に制限されます。(なお上りは制限対象から外れています。)
筆者はauのメイン一回線しか持っておらず、一日に数百MBの通信を行うこともしばしばあるため、1日以降幾度と無く帯域制限対象になっています。
ツイッターや通常のブラウジングをする分には支障がない速度に収まっていますが、YouTubeの高画質再生や、高画質画像を含むページの閲覧には難があります。
14日に機種変する前、当日も既に帯域制限対象済みの筆者でしたが、お昼過ぎに機種変更をし、iPhoneで速度計測を行ったところ、1Mbps以上を幾度となく計測する結果となりました。
その日は｢SIMをmicroの物へと変更したため、パケット管理などが仕組みが変わっているのかな？｣と思ったのですが、翌日になり、SIMアダプタを用いてacroで3Gを利用して速度を計測したところ、見事に300～500Kbpsしか速度が出ず、iPhoneだけ制限を課していないのではないか？という疑問が生まれました。

acroに挿しているSIMアダプタ

ただ、その時点では｢端末ごとに利用パケット判別されている可能性もあるのではないか？｣と考え、3日間、今日までiPhoneをメインに継続して端末速度の検証を行って来ましたが、iPhoneが今日になっても速度制限を課されず、acroを利用すると対象になることから、この度記事にした次第です。
あくまでこの件は「個人的検証による推測」に過ぎず、まだまだ検証の余地があると思います。
出来れば他の方のご意見も伺いたいので、試した方はご一報頂ければ幸いです。

※追記
文章だけで説得力がありませんでしたが、一応画像を。

もちろん同一SIMという証明は出来ませんが、このブログを以前からご覧になってくださっている方にはそういうことはしないものだと分かっていただけるとは思います。
見ての通り、acroの下りが明白に規制されているのが分かります。特に端末間比較よりも、acroのUPLOADの速度との対比が規制の様子をありありと写しているのではないでしょうか？
一方で今回の主題である下り制限格差も1Mほど違うので、分かりやすいと思われます。

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au SoftBank 2011 秋冬モデル iPhone 4S ブラウジング比較動画を撮影してみた。
http://newsrider-g.blogspot.com/2011/10/au-softbank-2011-iphone-4s.html

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