現在KDDIデザイニングスタジオに置かれている端末のファームウェアは恐らく出荷版のビルドだと思われます。
その前提で我が愛機のXperia acro IS11Sとカメラの撮影画像を比較してみましょう。
Xperia acro HD IS12Sの撮影サイズは
これに対して前モデルのXperia acro IS11Sは
アスペクト比が4:3の8M、2Mと16:9の6M、2Mの4サイズとなっています。(全て単位はピクセル)
まずは2M、16:9で検証してみましょう。
IS11Sはテレビ画面の発光が広がっているのに対し、acro HDは引き締まっているのが分かります。
また、後ろにあるサービス紹介ボードの文字もIS12Sの方がディテールを潰さず表現できており、着実に進化を遂げていることが分かります。(圧縮具合が違いますが…)
続いては2M、4:3。
Xperia acro HD IS12S 1632*1224 401KB 露出時間1/64
Xperia acro IS11S 1632*1224 250KB 露出時間1/50
先程と同様の傾向。
IS12Sの画像は黒が締まっています。相変わらずファイル容量はIS12Sの方が多め。
本体保存容量が大きいので、問題はないと思いますが。
残りの2つはサイズが異なりますが、同アスペクト比で比較してみます。
Xperia acro HD IS12S 4000*3000 2.6MB 露出時間1/100
Xperia acro IS11S 3264*2448 889KB 露出時間1/50
少し撮影位置がずれていますが、同様の傾向。全体的にIS12Sの方が色味が明るくメリハリのある画像に仕上がっています。ファイル容量差が更に拡大していますが、サイズの差もあるので、致し方ありません。
次がラストです。
Xperia acro HD IS12S 4000*2250 2MB 露出時間1/100
Xperia acro IS11S 3264*1836 705KB 露出時間1/50
最後まで撮影画像の傾向は変わらず。
露出時間も記載してきましたが、IS12Sの方が常に短く、被写体ブレが軽減されます。
サイズが気になる人にはIS11Sで良いかもしれませんが、基本的に画質は向上しているので、IS12Sの勝利という結論でいいのではないでしょうか。
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