2012年4月25日水曜日

【動画解説】HTC J ISW13HT先行展示で触れてきた

【画像解説】HTC J ISW13HT先行展示に触れてきた
に続くHTC Jレビュー記事第二弾です。
動画解説では、動作面についてよりレビューします。

まずは起動レスポンスチェックの動画から。
電源長押しでディスプレイが点灯してから僅か10秒でロック画面が表示されています。
Xperia acroは1分弱、Xperia acro HDでも30秒はかかるこのプロセスをHTCは10秒で…
これは以前からのHTCの取り組みとして高速起動に重点を置いているほか、SoCの高性能化(最新デュアルコアCPU)も高速起動を可能にしている要因でしょう。
少々操作にもたついて「タッチパネルの感度が悪いのか?」と思われるかもしれませんが、単に端末が固定されておらず、片手で操作を行ったためぎこちない操作になっただけであり、感度そのものはXperiaと同様にかなり良好といえるでしょう。
この端末はOSが最新のAndroid4.0(Ice Cream Sandwich)であり、メニュー機能がディスプレイ下部に表示される場合があります。(30秒辺り)
今までのAndroid端末にあったハードキーは主に「戻る」「ホーム」「メニュー」でしたが、この端末は「戻る」「ホーム」「タスク履歴」になっており、注意が必要です。
この仕様変更はGoogleのGALAXY NEXUSに準拠したものであり、今後はこの並びでハードキーが実装されるケースも増えてくると思われます。
個人的にはタスク履歴がスマートフォンの下部に常時表示される必要性がよくわかりませんが…
動画の解説に戻ると33秒以降はホームアプリのレスポンス確認。
非常になめらかで引っかかることはほぼありませんでした。
私が所有しているXperia acro HDではたまに引っかかりが見受けられるだけに、Androidの宿命を解き放ってくれるこの作り込みは嬉しい限り。
それでも、fps落ち(いわゆるカクカク)が全くないとは言いません。
某他ブログではiPhoneと遜色ないと記事にしているところもありましたが、さすがにそれはiPhoneに失礼。Android端末比較では十分トップクラスですけどね。
続いてカメラ機能。
0.7秒で起動、0.2秒間隔での撮影が売りの本機。
Androidに限らずiPhoneでもOSが複雑化している以上、他のプロセスが邪魔してスペック通りに動いてくれないことも多いですが、少なくとも今回はパーフェクトな挙動でした。
0.7秒もかかっていないんじゃないか?と思える起動速度に加え、押しっぱなしの高速連写は圧巻の一言。
動画内では試していませんが、HDR撮影や動画撮影中の静止画切り出しも対応し、カメラ評判の良いiPhoneやXperiaを機能面だけで言えば大きく上回っています。
3つ目はブラウザ挙動。
ITmediaとケータイwatchを開いてみました。
qHDの表示領域は個人的に不満。HD液晶に慣れてしまうとどうしても厳しいコメントを付けざるをえません。有機ELがペンタイル配列で、qHDの解像度以上に荒く見えますし。
まあ一般の人達の目線で見れば、これで問題ないと言えるでしょう。
文字入力はAndroid4.0標準のもの。フォントも同様に4.0のものと思われます。
肝心の動作についてですが、snapdragon S4という最新世代のSoCにはqHD解像度は役不足なようで、かなりのヌルヌル感。
ガジェットを追い求め続ける人間じゃなければ、恐らく2年間の利用に耐えうる出来じゃないでしょうか。
カクカクは最初の動画でも触れた通り、たまに起こるため、そこがどうしても気になるiPhone大好きな方はiPhoneを素直に購入して頂ければ幸いです。
最後にホームアプリ全般。
先程も触れたタスク履歴は以前のようなホームキー長押しではなく、端末右下のタスクキーから。Android4.0標準のUIを弄り、背景を透過ではなく、グレーにして履歴削除は下から上へ追いやる方法。
ホームアプリはHTC Sense 4.0で旧来のデザインからガラっと変更。
アプリ一覧が縦スクロールから横スクロールへ、ホーム画面の下部に常設アプリ配置など、従来の意味での「HTCらしさ」は無くなりました。
それでも個人的には嬉しい変更。使い勝手が他メーカーと大きく異なるとやはり使い辛い面も出てくるのでね。





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